呼吸 | 呼吸困難・努力様呼吸・不規則な呼吸・呼吸回数 10回以下、25回以上・SPO₂ 92%以下・もしくは計測不能 |
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気道 | いつもと違う気になる音・挿管チューブや気管切開カニューレの問題 |
循環 | 脈拍数 120以上、50以下・収縮期血圧 200mmHg以上、90mmHg以下 |
尿路 | 4時間で 50ml以下 |
意識 | 急激な意識レベルの低下・覚醒しない患者 |
その他 | 患者に対して何か心配なとき・急性の明らかな出血・医療従事者の直感(何か変、何かいつもと違うなど) |
まず、依頼してくれたことに感謝を伝え、その後、患者の状態を一緒に観察しています。RRSを依頼するまでには、状態が悪化するのではないか、RRSを呼んでよいのかなど、様々な気持ちがあったと思います。患者の状態を一緒にアセスメントし、状態悪化のサインに気づいていたこと、不安な時にはいつでも呼んでよいことを伝えるようにしています。
また、生命の危機の可能性があると判断された場合は、医師と連絡を取り、速やかに治療が開始できるよう介入しています。
週末の緊急入院患者、ICU病棟・救命救急病棟から一般病棟へ転棟された患者の院内ラウンドを実施し、患者状態やモニタ波形の確認を行っています。また、RSTは、臨床工学技士や理学療法士とともに、人工呼吸器やNPPV、NHFなどの呼吸補助装置を使用している患者のラウンドを行っています。各病棟のラウンドを行うことで、病棟看護師より心配な患者について相談を受けることがあり、見落としていた患者情報を得て、早期に介入することができています。気軽に相談でき、困ったことがあったら、すぐに呼んでいただけるようなRRSチームを作っていきたいです。