全般 | 患者に対する懸念 |
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呼吸 | 呼吸数 <8、>28回/分 新たなSpO2<90% |
循環 | 血圧<90 脈拍<40、>130回/分 |
尿路 | 尿量<50mL/4h |
神経 | 新たに出現した意識レベル低下 |
他 | 新たな胸痛、チアノーゼなどの皮膚色の急激な変化、10分以上の異常な興奮、自殺企図、制御不能な出血・疼痛、新たな外傷、30分以上にわたる嘔気・嘔吐、アナフィラキシー、緊急に処置が必要(担当医と連絡が取れない場合) |
※小児は別にあり
the first 5 minutes
(MET/RRTが現場に到着する前にすべき最初の5分間のプロトコル))
平成24年4月に医療安全委員会の活動チームとして「RRS」立ち上げチームを編成(前センター長、藤谷先生の“RRSを導入するぞ!”の一言で開始)コール方法・対応後の記録・周知方法・運営方法等を検討。医師連絡会・全体連絡会で周知し、周知のためのシミュレーションを実施後、平成25年1月19日(119)開始。平成26年度から「RRS部会」として活動。平成29年度にCCOT導入。平成30年度より各病棟にRRS担当ナースを配置。
*全職員が、コールフロー・起動基準のカードを携帯している。
*病院の方針として全職員がICLS・BLSを受講する。(本部運営のシミュレーションセンターが徒歩5分にある)
*定期的に部署単位でRRSシミュレーションを実施。医療安全推進週間には、RRS講義+α講義(今年度はDNRとは)を実施。(年間計画を立てて実施、開催日は部署の希望日で実施)
*事例の振り返りを、部署でRRSメンバー中心に実施⇒RRS部会で月に1回、振り返りを実施⇒対応が良かった事例の部署に対し「RRS賞」(持ち回りトロフィー)を全体連絡会で表彰
*各病棟のRRS担当ナースが自身の病棟の医療安全のマネジメントを行う