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RRS(Rapid Response System)

施設紹介

千葉大学医学部附属病院

Last Updated: 2020/6/19
千葉大学医学部附属病院
病床数
850
医師数
776
チーム形態
MET + CCOT
現場へ行くメンバー
MET :医師・看護師・臨床工学技士を含む数名で出動し、必要時に追加応援を要請する。
CCOT :救急看護認定看護師がラウンドする。
運用時間
MET:24時間365日  CCOT:週一回 (毎週火曜日)
コール方法
MET:MET専用PHS(要請内容がICU内に放送され救急スタッフが情報共有できる) CCOT:病棟ラウンド時のコンサルト

起動基準

※バイタルサインを用いた具体的なMETコール基準は設けずに、要請者が必要と判断した場合に、職種に問わず誰でも要請可能なシステムで運用している。

対応の最初の5分で心がけていること

MET要請時には、現場に出動したメンバーとICU/救急スタッフ全体で情報共有を行い、救命処置から患者の受け入れまで迅速に対応することを心掛けています。チャットアプリケーションシステムで情報を共有しながら、急変患者の重症度に応じた数のスタッフが出動し、いかなる患者にも対応します。現場では病棟スタッフとコミュニケーションをとりながら、急変患者の生理学的異常の改善を直ちに図ります。

実績

20122月にMETを導入し、20199月からはCCOTの運用を開始しました。MET2012-2019年の7年間で1169件活動し、CCOTは導入7ヶ月で101件活動しています。2019年度は、METCCOTを合わせ315件の活動となりました。院内への周知活動にも励み、他部署と連携した急変シミュレーショントレーニングも定期的に開催しています。また、当院のRRSに関する取り組みなどを積極的に学会発表しています。

メッセージ

急変患者に対して迅速に適切に治療が開始できるよう常に準備しています。また救急科医師、ICU看護師、ICU専属臨床工学技士で構成されるMETワーキンググループが中心となり、活動記録のデータ解析や、活動現場からあげられる問題点の検討なども定期的に行なっています。チャットアプリケーションの導入など新たな試みも積極的に取り入れながら、より患者の転帰改善に寄与する質の高い活動をできるよう鋭意努力しています。

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日本院内救急検討委員会